沖縄のサンゴ礁保護を支援する"スカフォグラフ300 MCMLIX" 日本限定モデル

エベラールが、サンゴ礁の保全と再生を目的とする一般社団法人セーブ・ザ・リーフの活動に共感し、その活動を支援するために特別限定モデルを発売することを発表しました。この特別限定モデルは、エベラールの名作コレクション「スカフォグラフ」をベースにしたものであり、日本国内でのみ販売されます。

「スカフォグラフ」は、ダイバーズウォッチの需要に応えるために開発されたシリーズで、1959年に初のダイバーズウォッチとして「スカフォグラフ100」が発表され、以後さまざまなモデルが開発されてきました。その中でも、今回の特別限定モデルは「MCMLIX」として知られるコレクションを基にしており、その特徴的なデザインを踏襲しつつ、サンゴ礁保護への思いが込められています。

サンゴ礁は、世界の海洋魚種の25%が生息する重要な生態系であり、多くの人々の食糧源としても機能しています。しかし、現在世界のサンゴ礁の58%が人間の活動によって脅かされており、その存亡が深刻な問題となっています。一般社団法人セーブ・ザ・リーフは、危機に瀕したサンゴ礁を守り再生する活動を行っており、今回のエベラールとのコラボレーションはその活動を支援する一環です。

特別限定モデルの売り上げの一部は、沖縄で活動する金城浩二氏の取り組みを支援します。金城氏は、地球温暖化に強い「ミラクルコーラル」の研究を行い、そのサンゴの養殖・海への放流に成功しています。一般社団法人セーブ・ザ・リーフは、彼の研究成果を世界中の海に広めるビジョンを持っています。

この特別限定モデルは、43mmのステンレス・スティールケースに一方向回転のセラミックベゼルを搭載し、サファイアガラスで覆われています。さらに、9時位置にはヘリウムエスケープバルブが装備された自動巻き機械式ダイバーズウォッチです。緑色の「ミラクルコーラル」をモチーフにしたオールグリーンの文字盤とセラミックベゼル上のヴィンテージ調の発光目盛り、そして珊瑚色の円形デザインをした秒針が特徴です。また、ケースバックにはスターフィッシュ模様の刻印と「Save the Reef」の刻印が施されています。付属のストラップには、赤いステッチが施されたビンテージ調のレザーストラップと、サンゴをイメージしたNATOベルトが付属しています。

エベラールのこの取り組みは、サンゴ礁保全への意識を高め、より良い海洋環境の実現に貢献することを目指しています。